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今年も秩父に巣箱を設置してきました

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 12/2に秩父に巣箱を設置してきました。 夏にモノレールの免許を取って,はじめて自分で運転して山の中に。   これのおかげで亜高山帯まで,楽に巣箱が運べます。 今年は各地でクマの話題が出ていますが,秩父の山もクマの糞が目につきました。 どんぐりを食べた塊の糞よりも,そうでない糞がおおかったし,どんぐりの本体は見当たらないけれども帽子の部分はけっこう落ちていたので,どんぐりは不作のようですが,ないわけではない,という感じのようです。 この秋は回収できていないのですが,春に石田さんのどんぐりトラップの回収ができたら,そのあたりもわかるかもしれません。 今回の巣箱設置の際に,携帯電話を落として失くしてしまいました。これは悲しいことですが,そのおかげでラッキーなこともありました。繁殖期に哺乳類のいたずらか,巣箱が外れてやはり失くなってしまっていた巣箱カメラが携帯電話を探す過程で見つかったのです。 その映像がこちら。 4月にヤマガラが巣作りをしたものの,産座形成まではいたらず,放置してあったものが,6月8日になってから産座がつくられ始め,6月16日までに7卵が産まれました。この数は,秩父ではかなり多い数です。 6月29日にふ化したものの,ヒナがまだ小さい段階で7月4日に巣箱が落下してしまったことがわかりました。 秩父のコアプロットのこれまでの調査では,これまでやり直し産卵は確認されていなかったのですが,おそらくこれは,やり直しの繁殖だと思いますので,場所の違いなのか,これからやり直し繁殖が見られるようになってくるのかなど,気にしながら調査を続けたいと思います。

九州を一周してきました

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 日本オオタカネットワークの30周年のイベントが福岡で行なわれるのに合わせて,2週間先乗りして九州を一周してきました。 いちばん北東は本州との境の関門トンネル。 北西は長崎の生月島の大バエ灯台 阿蘇山をとおって 屋久島まで行って 宮崎を通って 一周してきました。 九州南部では冬越しをしているヤブサメが聞かれて,屋久島ではけっこうさえずっていること,水田には関東と比べてカルガモが多いいなぁという印象でした。 地のものも堪能できて,良い旅でした 左上から右へ,宮崎のカツオめし,屋久島のトビウオのから揚げ,松浦のアジフライ,中津のから揚げ,海鮮丼,ちゃんぽんです。

Birder11月号にスズメの記事を書きました

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  11月号にスズメの記事を書きました。東京の都心部でスズメが増えていることと,その考えられる原因について書きました。 明日(10/15)あたりから書店に並ぶと思いますので,ちょっと読んでみてください。 h ttps://www.bun-ichi.co.jp/tabid/57/pdid/17545-202511/catid/20/Default.aspx

北海道を一周,旅してきました。

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 学会が札幌であったこともあり,北海道を一周旅してきました。こんな感じに自動車(毎度愛用のガッツレンタカー)に自転車を積んで,車中泊の旅です。自転車の走行距離は1470km,自動車の走行距離は2950kmでした。 南は大沼周辺  北は宗谷岬  東は納沙布  そして再び南の襟裳岬  とまわってきました。以前調査をした場所の現在の様子も見てきたのですが,変わっていたのは風車の様子。オジロワシの衝突が危険と指摘していた海岸崖の風車が,おそらく耐用年数の関係もあってか,撤去されてました。これによって,バードストライクがどれくらい減ったのか,データはあるはずなので,検証したらどうかと思いました。  かわりに小さな風車がたくさん立っていました。高さも低いのでバードストライクは大丈夫なのか,ブレードの回転が速いので逆に危ないのか,これも検証が必要な気がしました。  鳥はコンパクトデジカメではなかなか撮れませんが,ゴジュウカラがカラ類と一緒に渡っていて,地面に降りたところが撮れました。シロハラゴジュウカラ,こっそり本州にいたりするのでしょうか?  あとは,風景的にアオサギとオオハクチョウの写真,なかなかいい感じじゃないでしょうか?

スズメの繁殖,ほぼ終わりか

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  8月も中旬に入ろうとしています。今日,スズメの調査に行ってきましたが,3回目のピークも終わり,繁殖はほぼ終わったのか,親鳥の巣穴への出入りも数地点のみ,ヒナの声の聞かれた巣は2か所の調査地ともに1か所しかありませんでした。  繁殖状況を2010年に行なわれた調査と比較してみると,1回目,2回目,3回目のピーク共に,早まってました。  繁殖回数も都市部は増えているようで,今月いっぱい調査してから,短報にまとめようと思ってます。

OIKOSの8月号に論文掲載,表紙にも!

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  https://nsojournals.onlinelibrary.wiley.com/toc/16000706/2025/2025/8 モニ1000の論文が8月号に掲載されました。 表紙にも,ぼくの写真ではありませんが,いつも写真をつかせていただいている三木さんの写真が使われました。表紙写真はちょっとうれしいですね。

スズメの調査結果が朝日新聞で紹介されました

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 7月28日の朝日新聞の夕刊で,都市部でのスズメの調査結果が紹介されました。  そこでは都市部でスズメが増えた原因の可能性の1つとして,都市部で猛禽類が少ないことが紹介されていますが,今,行なっている調査からは,都市部で繁殖回数が増えていそうだということもわかってきています。下の図がそれを示していますが,まだ1か月ほど調査が続くので,もうちょっと差が大きくなるかもしれません。  また,繁殖回数が増えた理由として,繁殖が早まっていることや,捕食の影響なども見えてきています。調査が終わったら,短報にまとめる予定です。おたのしみに。