指標種による生物多様性評価手法の論文が早期公開されました
南東北以南の本土部の里地での生物多様性評価の調査における指標種を選定する試みをした論文が保全生態学研究で早期公開されました。 鳥の場合は,バードウォッチャーが調査をする場合は,指標種など決めずに,全種調査すればよいのですが,鳥のことわかる人がいない団体が調査をしようとした場合にも,「これだけわかれば良い」という種のリストがあると便利です。そこで,もちろん指標性を最重視して選んでいますが,識別のしやすさも意識しつつ(といっても難しい種もありますが)選定しました。 以下より,読むことができます。 高川晋一・角谷拓・石井実・石濱史子・植田睦之・大森威宏・尾崎煙雄・片山直樹・北沢宗大・中村康弘・平井規央・横川昌史 (2025) 種組成のネスト構造を考慮した指標種による生物多様性評価手法.保全生態学研究 論文ID: 2410.