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オオルリが多くヒヨドリがほとんどいない伊豆大島

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 4月28日に大島に行ってきました。メインは自転車で遊ぶことですが,伊豆諸島鳥類繁殖分布調査の時に担当したので,その後の様子を見ることもかねて行ってきました。 大島の特徴の1つはオオルリが多いところ。こんな灌木しかないようなところでもさえずっています。 今回もたくさん声が聞けました。前回の調査ではオオルリと比べて多くなかったキビタキもやや増えているような感じがしました。 もう1つの特徴がヒヨドリが少ないこと。今回も1回渡りと思われる群れが見られましたが,それ以外では2か所でちょっと声を聞いた程度。やはり少ないままでした。ほかの伊豆諸島の島では普通にいるので,不思議です。 終了後,べっこう丼も食べました。 自転車の話ですが,今回からチェーンオイルではなく,ワックスを使ってみました。オイルだとチェーンが汚れて,輪行するとき,どうしても手が汚れてしまうのですが,チェーンがあまり汚れずなかなか良さそうです。
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  今年も森の鳥の聞き取り調査しています。今のところ,初認の早い鳥が目につきます。初認が遅いことは後になってわかるので,そういったバイアスはかかってますけどね。まだ記録されずに遅いなと思うのは,山中湖のウグイスがありますが,シカの影響で減少していることが原因かなとも思います。 結果は,Xにツイートしています。 https://x.com/mjueta

レンジャク類の全国分布:厳寒地に多いキレンジャク

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  4月から森の鳥の聞き取り調査がスタートしました。その調査中に,レンジャク類の分布が話題になりました。「関東だとヒレンジャクばかりだけど,北海道はキレンジャクが多いよね」と。 キレンジャク(左)とヒレンジャク(右)  実際の分布がイメージ通りかどうなのか,そして,北海道と関東のあいだの東北あたりはどうなのか,バードリサーチの「 バードノート 」のデータを集計してみました。  バードノートのデータは「インターネットバードソン」を開始してから充実してきています。そこで,2019年のシーズン以降のデータを見てみました。レンジャク類は春は5月くらいまで記録されます。そこで,年度区切りではなく,2019年の秋から2020年5月までのデータを「2019/20」,2020年秋から2021年春までのデータを「2020/21」として集計しています。レンジャクを見たら,数も書きたくなるようで,個体数情報のあるデータが多かったのですが,ないものもあります。ないものについては1羽の記録とし,同じ地名の場所は最大値をその場所の記録として集約したのちに集計しました。  まずは,年変動をみてみました。2021/22年,2024/25年が極端に記録羽数が少ないなど,いわゆる当たり年と外れ年があることがわかります。なお,2019/20年は記録数が多いですが,福井県の記録が多く,この年に熱心に記録したなどの影響がありそうで,過大評価と考えられ,また2025/26年については,例年記録数の多い4月5月のデータが含まれていないので,過小評価になっていることは注意が必要です。 ヒレンジャクとキレンジャクの記録数の年変動  次に地域的な両種の差を見てみました。総記録羽数に基づく割合で見ても,記録件数に基づく割合でみても,想像していた通り,北ほど,そして雪の多い日本海側の方がキレンジャクの割合が高く,東北はというと,関東と北海道の中間くらいだといことが確認できました。中部の日本海側は東北に近いくらいキレンジャクが多いのですね。冬の寒さが変わってくると,こうした分布も変わっていくのか,バードノートのデータの蓄積は重要性を持っていきそうです。 地域別のキレンジャクとヒレンジャクの記録割合の違い