スズメの調査をはじめました リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 5月 04, 2025 5月にはいって,スズメの調査を今年も始めました。今年は埼玉のふじみ野でも調査をスタート。ここでは2010年に調査が行なわれているので,繁殖状況とか変わっていないかな,と思って調べることにしました。さっそく5か所でヒナの声がしていました。都心部の方が早いかと思っていましたが,こっちの方が早いみたいです(2010年の調査でもそうなっていました)。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
レンジャク類の全国分布:厳寒地に多いキレンジャク 4月 04, 2026 4月から森の鳥の聞き取り調査がスタートしました。その調査中に,レンジャク類の分布が話題になりました。「関東だとヒレンジャクばかりだけど,北海道はキレンジャクが多いよね」と。 キレンジャク(左)とヒレンジャク(右) 実際の分布がイメージ通りかどうなのか,そして,北海道と関東のあいだの東北あたりはどうなのか,バードリサーチの「 バードノート 」のデータを集計してみました。 バードノートのデータは「インターネットバードソン」を開始してから充実してきています。そこで,2019年のシーズン以降のデータを見てみました。レンジャク類は春は5月くらいまで記録されます。そこで,年度区切りではなく,2019年の秋から2020年5月までのデータを「2019/20」,2020年秋から2021年春までのデータを「2020/21」として集計しています。レンジャクを見たら,数も書きたくなるようで,個体数情報のあるデータが多かったのですが,ないものもあります。ないものについては1羽の記録とし,同じ地名の場所は最大値をその場所の記録として集約したのちに集計しました。 まずは,年変動をみてみました。2021/22年,2024/25年が極端に記録羽数が少ないなど,いわゆる当たり年と外れ年があることがわかります。なお,2019/20年は記録数が多いですが,福井県の記録が多く,この年に熱心に記録したなどの影響がありそうで,過大評価と考えられ,また2025/26年については,例年記録数の多い4月5月のデータが含まれていないので,過小評価になっていることは注意が必要です。 ヒレンジャクとキレンジャクの記録数の年変動 次に地域的な両種の差を見てみました。総記録羽数に基づく割合で見ても,記録件数に基づく割合でみても,想像していた通り,北ほど,そして雪の多い日本海側の方がキレンジャクの割合が高く,東北はというと,関東と北海道の中間くらいだといことが確認できました。中部の日本海側は東北に近いくらいキレンジャクが多いのですね。冬の寒さが変わってくると,こうした分布も変わっていくのか,バードノートのデータの蓄積は重要性を持っていきそうです。 地域別のキレンジャクとヒレンジャクの記録割合の違い 続きを読む
クロジ:日本海側に多い森のホオジロ 7月 27, 2026 クロジは日本海側に多い森林性のホオジロです。日本海側では増加していますが( 植田・植村 2021 ),藪を好む習性もあり,太平洋側ではシカの食圧の影響もあって減少しています。秩父調査地よりやや高標高の位置にある突出峠では,2016年までは記録されていましたが,2017年以降は記録されなくなってしまいました。 さえずり頻度の季節変化 志賀高原のクロジは4月中下旬に初認されました(図1)。その後,5月上旬にかけて,さえずり頻度は増加し,5月中下旬に低下したのちに,再び増加しました。 図1.志賀高原のクロジのさえずり頻度の季節変化(2012-2026) さえずる時間帯 クロジは日の出前から日の出時刻に最も活発にさえずり,その後徐々に減少していました(図2)。 図2.志賀高原のクロジのさえずり頻度と日の出からの経過時刻の関係 続きを読む
アブダビに行ってきました 11月 15, 2024 11月7日から12日までアブダビに行ってきました。 環境省で,モンゴルで行なっているセイカーハヤブサの保全プロジェクトについて聞きました。セイカーハヤブサは特にヨーロッパ圏で急激に減少しており,鷹狩のための捕獲(密猟ではない)と感電事故が大きな問題となっているそうです。個体数の回復のために,モンゴルに5000個の巣箱(直径60cm,高さ45cmの円柱に30×45cmの穴をあけたもの,2.5mの鉄柱の上に設置)を導入し,95%が何らかの鳥に利用され,セイカーハヤブサは2011年の162巣から,2014年の719巣まで増加したそうです。ただ,モンゴル政府の体制変更により,そこでプロジェクトは泊まってしまったそうです。 また,電柱が木製からコンクリート製になってから感電が増加し,その対策として,電柱の腕木と先端にプラスチックカバーをつけることで95%近く感電死を防ぐことができたということでした。 ハヤブサ病院にも行ってきました。1999年に設立され,140人が働いている病院で,なんと,上野動物園と同じくらいの敷地があるそうです。250羽が入院できる体制が整っていて,シーズンには1日平均75羽の健康診断を行なっており,人工繁殖も行なっているとのことでした。国外からも治療に来るということですが,こちらではハヤブサを飼っている人が多いのですね。 シロハヤブサを持たせてもらいました 最終日には,アブダビらしい料理を食べ,モスクにも行ってきました。案内いただいた方も,街の人たちも,皆さん親日家で,気持ちよく過ごすことができました。 続きを読む
コメント
コメントを投稿