コムクドリ:4月中下旬と6月上中旬に活発に鳴く
コムクドリは疎林に生息する鳥で,山中湖に接していて開けた場所のある山中湖の調査地でのみ記録されました。そしてその記録頻度は年々増加していました(図1)。
記録頻度の季節変化
コムクドリは夏鳥で,4月上中旬に初認されました。その後,記録頻度は増加し,4月中下旬ピークに達したのちに,5月下旬にかけて低下し,6月に入ると再び増加しました(図2)。4月中下旬のピークは渡来したコムクドリが巣穴をめぐって争うためと思われ,それが落ち着いて低下するのだと思われます。6月上中旬のピークは巣立ち前後にあたるので(小池 2007),親の動きが活発になったり,家族群が騒いだりといったことが関係しているのかもしれません。
記録される時間帯
日の出頃にコムクドリが記録されることはほとんどなく,ほかの鳥のさえずりが不活発になったころから,コムクドリの声が聞こえることが多くなりました(図3)。
図3.山中湖のコムクドリの記録頻度と日の出からの経過時間との関係
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